淡路島フィルム
オフィスについて

淡路島フィルムオフィスは、ロケ誘致による観光振興、地域活性化を目的に、映画・TVドラマ・CMなどの映像作品を誘致し、実際の撮影をスムーズに進めるための支援を無償で提供する非営利組織です。

淡路島フィルムオフィスは2005年10月21日にJC(社団法人淡路青年会議所)・各行政・民間団体などの有識者が集まり、枠組みを超え淡路島の魅力を発信したいという共通のもと設立されました。

撮影に必要なさまざまな手続きを、映像製作者と行政や企業など関連機関との間に立ってスムーズに進めること、また、撮影の誘致も役割のひとつです。 ロケの誘致では経済的な効果、観光・文化面の振興、地域住民の積極的参加による地域活性化という4つの大きなメリットがあります。 とにかく地元のことが好きで、人におもてなししたい気持ちを行動に変える組織です。

フィルムコミッション(FC)とは

映画、テレビドラマ、CMなどのあらゆるジャンルのロケーション撮影を誘致し、実際のロケをスムーズに進めるための非営利公的機関です。 多くが国や州・市など自治体等に組織されており、国内ばかりでなく国際的なロケーション誘致・支援活動の窓口として、地域の経済・観光振興、文化振興に大きな効果を上げています。

FCの3要件

(1)非営利公的機関であること

自治体や外郭団体、NPOや商工会であっても無償で制作支援を行います。撮影隊と金銭の授受を行わない関係を保つため資金援助、タイアップ協力はしていません。

(2)撮影のためのワンストップサービスを提供していること

撮影に関する一元的な窓口を担い、ロケーション情報の提供や、公的施設等を利用する際の、許認可調整を行います。

(3)作品内容を問わないこと

全ての依頼作品を支援し、撮影の内容や規模によって優遇・拒否することはありません。それは作品の内容をFCが評価することになってしまいます。優遇されることを狙ったり拒否されることを恐れたりして作品内容が自主規制されるような結果になれば、映画にとって最も大切な「表現の自由」を制約することになりかねません。 ただし、ロケ地の使用については管理者によって断られることがあります。 具体的には、撮影適地の調査(ロケハン)や紹介、ロケに係る各種許認可手続き、エキストラなどの手配の支援を行います。

日本では、300以上のFCがあり、主に都道府県や市町村、商工会議所、コンベンションビューローや観光連盟・協会などの組織がフィルムコミッション事業を行っております。