誰もが知っている多くの歌謡曲を手がけた、
昭和の名作詞家、阿久悠さん。その数・・・5,000曲以上。
日本レコード大賞受賞は史上最多の５回、シングルレコードの売り上げは6,818万枚と、まさに、昭和歌謡の黄金期を牽引した偉大なる作詞家でした。
さらに、直木賞候補となった『瀬戸内少年野球団』をはじめとする小説や、エッセイ、詩歌を多数発表するなど、生涯を通じてマルチな才能をいかんなく発揮しました。
２０１７年は、昭和を代表する名作詞家、阿久悠さんの没後１０年目であり生誕８０年にあたる、記念すべき年でした。
波乱に満ち、栄光に包まれた阿久悠さんの人生を、多くの証言者のみなさんの言葉と、阿久悠さんがこの世に送り出した多くのヒット曲と共に２時間に渡って丹念に描いていきます。